令和8年第1回高石市議会定例会 一般質問の報告

2026年3月9日(月)に、高石市役所の議場にて、一般質問を行いました。

【質問内容】
① 高齢化が進む高石市に必要な“切れ目ない医療・介護”へ
・市立診療センターの機能強化を提案
高齢化が急速に進む高石市では、整形外科やリハビリの需要が増える一方、市内の受け皿は十分とは言えず、近隣市へ通院せざるを得ない市民もいます。
私は、市立診療センターが、外来から在宅医療・介護まで切れ目なく支える「地域医療の中心」として機能する体制の構築を求めました。
さらに、午後外来の余裕を活かした訪問診療の導入や、医師会との連携強化も提案。
市民が住み慣れた地域で安心して歳を重ねられるまちづくりに向け、診療センターの役割拡充を今後も訴えていきます。

② 東羽衣駅〜羽衣駅間の交差点に“早急な安全対策”を
・駅周辺整備と一体で、カーブミラー設置・歩道改善の前進を
JR東羽衣駅と南海羽衣駅の間の交差点では、歩道の狭さや視界不良により、市民から「危ない」との声が多数寄せられています。
市も危険性を認識し、カーブミラー設置などを検討していますが、現時点では有効な対策が見つかっていません。
私は現場の再確認と、実現可能な安全対策の早期実施を求めました。また、令和9〜10年度の駅周辺整備に合わせ、一方通行化や歩道の段差解消、無電柱化を進め、安全で歩きやすい駅前づくりを加速するよう求めました。

③ まちの安全を守るために。道路・公園等の管理をもっと効率的に
・道路施設等の包括的管理委託及び広域連携の推進について
道路・公園・下水道などの公共インフラは全国的に老朽化が進み、本市でも「壊れてから直す」事後保全では市民の安全を守り切れない状況が生まれています。さらに台風や豪雨などの災害が頻発する中、迅速に対応できる体制づくりは急務です。
私は、予防保全への転換と官民連携による包括的管理、そして泉大津市・忠岡町との広域連携の進捗について質問しました。
市は、「2市1町で包括管理の検討を進めているものの、職員体制や予算、地元事業者の状況など自治体ごとの事情から、合意形成には時間を要している。」との答弁でした。
私は、広域連携の効果だけでなく、災害時の対応体制や技術継承、職員の維持管理能力向上の仕組みづくりが不可欠であると指摘し、具体的な制度設計を求めました。
また、公園管理の一括化については、本市単独で可能な範囲から段階的に進めるべきと提案。限られた財源や人員の中でも市民の安全と暮らしを守るため、持続可能なインフラ管理体制の構築を引き続き求めていきます。


④ 災害関連死の認定を「平時から備える」体制へ
・専門家による審査会の設置を条例に明記へ前進
大規模災害では、家屋倒壊などによる直接死だけでなく、避難生活の負担によって命を落とす「災害関連死」が多く発生します。
しかし現在、全国で認定基準が統一されておらず、自治体ごとに判断が分かれる課題があります。本市の条例にも専門家による審査会の規定がなく、十分な判断体制が整っているとは言えません。
私は、医師・弁護士などの専門家で構成する審査会を平時から整備すべきと提案し、市は「条例改正に向け制度整備を進める。」と答弁しました。
あわせて、災害時に遺族が不安を抱えたまま長期間待たされることのない、実効性ある審査体制の構築を求めました。


※ 令和8年第1回高石市議会定例会の内容については、高石市議会の議会ライブ中継や録画配信【YouTube】をご覧ください

2026年03月15日